人工涙液や防腐剤フリーの目薬 | 目の乾き・疲れに効く目薬の選び方

人工涙液や防腐剤フリーの目薬 | 目の乾き・疲れに効く目薬の選び方

人工涙液や防腐剤フリーの目薬 | 目の乾き・疲れに効く目薬の選び方

目薬を選ぶとき、私たちはどのような点に気をつけなければいけないでしょうか。近年、特に人気が高いのが、目に優しい防腐剤フリーの目薬や人口涙液などです。

今回は、目の乾き・疲れに効く目薬についてご紹介します。

目の疲れや乾きの原因

パソコンやスマホが普及している現代では、目の疲れや乾きに悩む人が急速に増えています。パソコンやスマホの画面から出る光線には「ブルーライト」が多く含まれています。ブルーライトとは、人間が見ることのできる光の中で最も波長が短いため、目に大きな負担がかかります。

また、パソコンやスマホの画面を見続けていると、まばたきの回数が通常の約1/3に減少するため、目の乾きが起こりやすくなります。エアコンの普及で、常に部屋の空気が乾燥していることが多くなっていることや、コンタクトレンズの使用なども、目の乾きが起きる要因です。

なんとなく目の乾きが気になる、すぐに目が疲れるという場合、ドライアイかもしれません。ドライアイとは、目の表面を守っている涙の量が少なくなったり、涙の成分が変化したりすることが原因で目が乾きやすくなり、目の表面に傷がつきやすくなる目の病気です。現在、日本人の約1/5もの人がドライアイではないかといわれています。

ドライアイ用の目薬

ドライアイに効く人工涙液や防腐剤フリーの目薬

なんだか目が疲れやすいし、乾いてヒリヒリ・ゴロゴロするという場合には、ドライアイに効く目薬の点眼で症状を軽減することができます。

ドライアイに効く目薬を選ぶときの注意点は2つあります。1つは、涙の成分に近い目薬を選ぶこと。もう1つは、防腐剤フリーの目薬を選ぶことです。

その理由は、ドライアイは涙が少なくなって目が乾く病気なので、涙に近い成分を補うのが自然ということです。また、防腐剤が配合されていると、防腐剤の結晶が角膜を傷つける恐れがあるため、防腐剤フリーが好ましいのです。

人工涙液

最も涙の成分に近い目薬は「人工涙液」です。涙と同濃度の塩分、カリウムなどが配合されており、乾いた目に水分を補います。

人工涙液の長所は、余分な成分が入っていないため副作用の心配がなく、安心して使えることです。また、コンタクトレンズ装着時に点眼できることも利点です。反面、人工涙液は保湿成分も入っていないため、1日5〜6度という頻度で点眼する必要があります。

軽度のドライアイの場合、保湿成分のヒアルロン酸が配合された目薬がよく使われています。人工涙液でも、防腐剤フリーのタイプと、ホウ酸などが低濃度で配合されているタイプがあります。完全に防腐剤フリーの場合、開栓後1週間ほどで使えなくなります。防腐剤配合のものでも、開栓後1ヶ月が限度です。

目薬の防腐剤

ほとんどの目薬には、点眼薬の中に細菌やカビが繁殖しないように防腐剤が配合されています。防腐剤が配合されていないと、空気に触れた点眼薬にみるみる細菌が繁殖してしまうからです。

目薬に配合されている防腐剤は、ホウ酸、パラベン、塩化ベンザルコニウム、ソルビン酸カリウム、クロロブタノールが一般的です。なかでも、塩化ベンザルコニウムは目が乾くと結晶化しやすく角膜を傷つける恐れがあるため、ドライアイ用の目薬ではほとんど使われなくなりました。けれども、眼精疲労用の目薬には高濃度で配合されている場合もあるので、気をつけましょう。

ドライアイ用の目薬では、防腐剤が使われていても低濃度なので、安心して開栓後1ヶ月ほどは使えます。完全に防腐剤フリーでないと心配な場合は、1回使い切りの人工涙液がお勧めです。

まとめ

今回は、目の乾き・疲れに効く目薬の選び方についてご紹介しました。

ドライアイに効く目薬を選ぶ時は、2つの注意点に加えて、目の乾きの程度やコンタクトレンズの有無などを考慮しましょう。

また、目薬を使ってもなかなか症状が改善しない場合には、できるだけ早く眼科でチェックを行うことが大切です。