ブルーベリーの効果・効能 | 「目にいい」は嘘?本当?

ブルーベリーの効果・効能 | 「目にいい」は嘘?本当?

ブルーベリーの効果・効能 | 「目にいい」は嘘?本当?

ブルーベリーは目にいいということで知られています。ところが、「ブルーベリーが目にいいというのは嘘」という情報もあるようです。本当のところはどうなのでしょうか?

ブルーベリーはスーパー果実

ブルーベリーはアメリカ原産の果物で、ツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類されています。果物として栽培が始まったのは20世紀以降ですが、今では世界中で栽培されています。

小さい粒状の果実には、抗酸化力の強いポイフェノールの一種アントシアニン、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、亜鉛などのミネラルや食物繊維など、体に良い栄養素がぎっしり詰まっています。

なかでもアントシアニンの効果で、「ブルーベリーを多く摂ると夜目が効くようになる」「はっきり見えるようになる」など、目にいいという効能が伝えられてきました。

また、アントシアニンのヒスタミンを抑える作用により、花粉症による目のかゆみなど、アレルギー性のかゆみをやわらげる効果があります。

さらに、ブルーベリーの皮には食物繊維が豊富に含まれており、皮ごと食べるブルーベリーはバナナよりも単位あたりの食物繊維の摂取量が多くなります。そこで、ダイエットやお通じにも高い効果があるといわれています。

アントシアニンの目への効果

ブルーベリーの目への効果・効能

目の網膜には「ロドプシン」という明るさを感知する物質があります。ロドプシンは明るさに反応して分解し、視神経に情報を伝えます。ロドプシンは片眼に一億個以上ありますが、疲労や加齢などの原因で分解が再生よりも速いと減少し、わずかな光を感知できなくなるため、暗がりで物が見えにくくなります。

ブルーベリーに多く含まれるアントシアニンには、ロドプシンの再生を強く促す効果があります。そのため、疲労時にアントシアニンを摂取することで、暗いところでぼんやりしていたものがはっきり見えることがあります。

また、アントシアニンには毛細血管を補強する働きもあるので、毛細血管が張りめぐらされている網膜の健康を保つ効能が期待できます。

裏付けとなるデータ不足

一方、「ブルーベリーが目にいいというのは嘘」と主張するサイトもあります。多くの場合、その根拠は、目にいいという臨床的な実験データがないということです。

あれだけ目にいいと言われているブルーベリーに、明確な実験データの裏付けがなかったという意外性で、「ブルーベリーが目にいいというのは嘘」という極端な言葉が飛び交うことになったようです。

けれども、「嘘」というのは言い過ぎでしょう。臨床的に有意な実験データがないのは残念ですが、ロドプシンの再生を強く促すという作用は本当ですし、毛細血管の健康を保つ効能も本当です。

即効性はないかもしれませんが、目の疲労回復を早め、特に暗いところでの見え方の改善に効果が期待できます。

まとめ

今回は、ブルーベリーの効果・効能についてご紹介しました。

ブルーベリーには強力な抗酸化作用を持つアントシアニンが豊富であり、ロドプシンの再合成をサポートする働きがあるとされています。目をはじめ体全体の疲れを取り、老化の防止に役立てるため、ぜひ積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。