目頭・目の奥・眼球が痛い… | 眼痛や充血の原因と予防・解消方法

目頭・目の奥・眼球が痛い… | 眼痛や充血の原因と予防・解消方法

目頭・目の奥・眼球が痛い… | 眼痛や充血の原因と予防・解消方法

目を酷使する機会の多い現代では、目頭や目の奥、眼球が痛いといった症状を訴える人が多くなっています。こうした症状は眼精疲労の他、様々な病気が原因となっていることがあるため注意が必要です。

今回は、眼痛や充血の原因と予防・解消方法についてまとめます。

目頭が痛い

「目頭が痛い」という場合、どんな病気が考えられるでしょうか。

麦粒腫(ものもらい)

まぶたが腫れてズキズキと目頭が痛いという症状からは、麦粒腫(ものもらい)がまず考えられます。

麦粒腫は、まぶたに黄色ブドウ球菌などの細菌感染が原因で起こる病気です。目が充血し、まぶたが腫れて、痛痒い感じがします。

結膜炎

ヒリヒリ目頭が痛いという場合、結膜炎や花粉症が原因で、増えた目やにを擦りすぎて目頭が傷つき、ヒリヒリ痛むことも考えられます。

目頭が痛い眼痛や充血の原因:結膜炎

麦粒腫と結膜炎はともに細菌による炎症です。自然に解消することもありますが、病院では抗生剤が処方されます。「普段から目を清潔に保つ」「汚れた手で目をこすらない」「体の免疫力を保つ」といったことに気をつけて予防しましょう。

意外なところでは、蓄膿症(副鼻腔炎)が原因で鼻水が大量にたまり、その圧迫で鼻の付け根に近い目頭が痛い症状が出ることもあります。

目の奥が痛い

目の奥が痛いという眼痛は、多くの場合「眼精疲労」が原因です。

眼精疲労

一晩眠っても解消しないような目の疲れを眼精疲労といいます。目の奥が痛い、ズキズキする、充血する、目が重いなどの症状の他、頭痛や肩こりといった身体症状も出ます。

眼精疲労を解消する方法としてまず考えられるのは、眼鏡やコンタクトレンズでの視力矯正です。何らかの視力低下に気付かずに無理をしてものを見続けた結果、眼精疲労になるというケースが大変多いからです。もちろん、意識的に目を休める、睡眠を十分にとるということも、眼精疲労の予防に欠かせません。

脳の病気

また、目の奥が痛いという場合、脳の病気の可能性があります。

中でも、脳腫瘍やクモ膜下出血という深刻な病気の初期症状として目の奥が痛いということがあるので、注意が必要です。その場合は吐き気や頭痛、めまいなどを伴います。

眼球が痛い

目頭・目の奥・眼球が痛い原因と予防・解消方法

眼球が痛いと感じる場合、目の奥が痛いのと同様に大半は眼精疲労が原因です。眼精疲労の場合は鈍い痛みが特徴ですが、ある時急に、激しく眼球が痛いという症状が出たら、急性緑内障を疑いましょう。

急性緑内障

緑内障は、40才以上の20人に1人が罹っているとされる視神経が傷害される病気です。多くは大変ゆっくり進行しますが、その中で数パーセントの割合で急性緑内障(原発閉塞隅角緑内障の急性発作)が起こります。

ある時急に眼球が痛い、頭痛がする、吐き気がする、ものがかすむ、目が充血する等の症状が現れます。すぐに処置をすればほとんどが解消しますが、放っておくと短期間で失明することもあるため、一刻も早く病院に行く必要があります。

緑内障は自覚症状が出ないまま進行していくことが多く、現代の治療方法では進行を抑えることしかできません。そこで、早期発見と早期の治療開始が視力を保つための唯一の予防方法です。40才を過ぎたら、定期的に眼圧検査と視野検査を行いましょう。もし緑内障と診断されても軽度であれば、眼圧を下げる点眼薬で進行を抑えて他の治療をせずに済む場合も多くあります。

激しく眼球が痛いという症状で失明する恐れのある急性緑内障ですが、今はiPS細胞から視神経細胞を作製することに成功し、治療方法の確立が期待されています。

まとめ

今回は、眼痛や充血の原因と予防・解消方法についてご紹介しました。

目頭や目の奥、眼球が痛いといった眼痛の症状は、目やその他の部位の病気が原因となっている可能性もあります。

異常を感じる場合には、早めに医師に相談して対策をとるようにしましょう。