ルテインは飛蚊症に効果がある? 症状が悪化した時の対策・治療方法

ルテインは飛蚊症に効果がある? 症状が悪化した時の対策・治療方法

ルテインは飛蚊症に効果がある? 症状が悪化した時の対策・治療方法

目に良い成分として近年注目されているのが「ルテイン」というカロテノイドの一種です。このルテインは、飛蚊症にどのような効果が期待できるでしょうか?

今回は、飛蚊症の対策や治療方法についてまとめます。

飛蚊症とは

眼球の中にある透明なゼリー状の部分を硝子体といいます。飛蚊症は、透明な硝子体に濁りが発生し、その影が網膜に映ることで黒い点や虫のようなものが見える症状です。

眼球の動きに合わせて黒い点がフワフワと動くので、蚊が飛んでいるように見えることから飛蚊症といいます。

視界の中に常にフワフワしたものが見えるので、悪化するにつれ不快に感じます。色の濃いものを見ている時は黒い点が紛れるためあまり気になりませんが、白い壁や空をながめている時は、気になりやすいのが飛蚊症の特徴です。

飛蚊症の原因と対策

飛蚊症の原因と効果的な対策

若い人の飛蚊症は、目をぶつけての硝子体の出血によるものが多くみられます。こうしたケースでは、硝子体には浄化作用によって自然に治ることがあります。

老化が原因の飛蚊症に効果的な治療方法はなく、「なるべく気にしないように」というアドバイスを受けることが大半です。ただし、悪化して視力低下につながるような場合は、症状を軽くするためにレーザー照射で硝子体の濁りを分散させる治療方法があります。

一方、硝子体と網膜の癒着が強い場合、網膜に穴ができたり硝子体に出血が起きることで飛蚊症の症状が出ます。これは、悪化すると網膜剥離につながる危険な状態です。この状態で眼科を受診すれば、日帰りのレーザー光凝固術、または冷凍凝固術という治療方法で飛蚊症を解消し、網膜剥離を効果的に予防することができます。

飛蚊症の症状が出た時は、老化によるものなのか網膜剥離の可能性があるものかの判断が難しいため、悪化する前に眼科を受診しましょう。

アンチエイジング

誰でも年をとると体に衰えが出てきます。40代頃から始まる老眼は誰にでも起こりますが、50〜60代からの飛蚊症もほとんどの人に起こります。

老化を完全に防ぐことはできませんが、遅らせることは可能です。生活習慣を見直すことで、体の新陳代謝を良好に保つことが有効な老化対策となります。

生活習慣で重要なのが、無理のない適度な運動と健康的な食事、十分な睡眠です。これらを実践することは、飛蚊症のみならず、白内障、緑内障、加齢黄斑変性の予防対策としても効果的です。

目の健康にルテイン

ルテインの飛蚊症への効果

近年、目の負担の軽減やアンチエイジングに注目を集めているのが「ルテイン」という成分です。ルテインはそのカロテノイドの一種で、人体の中で特に目の水晶体や黄斑部に多く存在しています。

パソコンやスマートフォンのディスプレイから出る波長の長い青い光が目の疲れを助長することが知られていますが、ルテインは青い光を吸収し、傷害された組織を強い抗酸化作用で修復するとされています。

硝子体の自浄作用を促し、加齢による濁りを起こりにくくする効果が期待できるため、飛蚊症対策にも有効といえるでしょう。

ルテインは体内で作られない成分なので、食べ物から摂取しなければなりません。食べ物ではケールやほうれん草、夏かぼちゃ、にんじん、ブロッコリーなどに多く含まれています。また、古くから万能ハーブとして知られているマリーゴールドに含まれるルテインには強い抗酸化作用があり、加齢による眼疾患の予防に効果があると考えられています。

まとめ

今回は、飛蚊症の対策・治療方法についてご紹介しました。

老化による飛蚊症に治療方法はありませんが、生活習慣の見直しで予防することが可能です。中でも、ルテインを多く含む食べ物を摂取することは、飛蚊症だけでなく目の負担を軽減する効果的な対策方法といえるでしょう。